槍沢ルート ( 槍ヶ岳 )多くのひとが歩く安心のポピュラールート

槍沢ルート ( 槍ヶ岳 )多くのひとが歩く安心のポピュラールート

槍沢ルート

槍ヶ岳 データ

山域: 北アルプス南部
山頂所在地: 長野県松本市・大町市、岐阜県高山市
標高: 3,180m
2万5千図: 槍ヶ岳・穂高岳・上高地・笠ヶ岳
最高気温(6月‐8月):14.6℃
最低気温(6月‐8月):-0.8℃

槍沢ルート の特徴

感動のクライマックス槍の穂先へ一直線!多くのひとが歩く安心のポピュラールート

上高地を出発すると前半は平坦な林道歩き、ゆるい傾斜から徐々に高度を上げて山深くへ進み、ぐんぐん登りつめる登山道は明瞭で登山者が多いために不安がなく頂上直下まで険しいところや危険な箇所はない。が、相当後半になるまで槍は見えない。

槍沢ルートは日本有数の山岳リゾート地、上高地をあとにしてフラホな林道歩きではじまる。

点在する趣ある山小屋に立ち寄り、沢沿いを山懐へ入って行こう。

登山道脇の斜面に落ちる清流に手を伸ばして涼をとり、槍の姿が現れるその瞬間を待ち焦がれつつ一歩一歩。やがて待望の槍をとらえると正念場。急斜面のガレ場を越え、槍ヶ岳山荘を経て頂へ。

登山口へのアクセス(沢渡→上高地)

槍ヶ岳や穂高連峰の登山口となる上高地へは、マイカーの場合、通行が規制されているため、長野県松本方面からはこの沢渡エリアにクルマを止めてシャトルバスを利用する。

マイカーの場合

長野自動車道 長野IC
↓ 約55分
沢渡P(シャトルバスに乗り換え)
↓ 約30分
上高地バスターミナル

 

沢渡P/1日600円
シャトルバス/片道1,250円・往復2,050円

 

上高地はマイカーの乗り入れが通年規制されているため、沢渡15か所ほど点在する駐車場にクルマを止め、シャトルバスを利用する。

シャトルバスの上高地行き始発は、
繁忙日となる特定日(要問い合わせ)は4:40。
5/2〜6、7 / 18〜8/23の毎日と7/29〜10/18の土休日は5:10、
それを除く4 / 18-5 / 8の毎日と5/9〜7/12の土休日、7/18〜11/3の毎日は5:40、
11 / 4-15は6:10となり、終発の15:40ごろまで30分(混雑時は10〜20分間隔で運行上高地の沢渡方面行き始発は、7:250終発の16:55ごろまで30分《混雑時は10〜20分)間隔で運行する。

 

ただし上高地から新島々行きのバスも沢渡で停車するため、シャトルバスの終了後は、4/1 7〜7/1 7と8/24〜1 1/3は18:00。
7/1 8 8/23は18:45。1 1/4〜1 5は17:25の島々行き終発を利用できる。

沢渡一帯の駐車場は、夜間施錠されるところと24時間出入り自由のところがある。

 

電車・バスの場合

松本駅
↓ 約30分
新島々駅(シャトルバスに乗り換え)
↓ 約60分
上高地バスターミナル

 

松本駅→新島々駅/片道700円
シャトルバス/片道2,450円・往復4,550円

 

※松本駅発の上高地線は、松本駅〜新島々駅を電車で、新島々駅隣接の新島々バスターミナル〜上高地はバスの乗車となる。

松本駅の新島々行き始発は6:32が通常だが、4月下旬〜1 1月下旬のJR季節列車到着日は4:45が始発となる。上高地の新島々行き終発は、4/17〜7/19と8/24〜1 1/3は18:00、7/18〜8/23は18:45となる。

また、10:15発の1本のみ、松本バスターミナル発の直通バスが新島々経由で上高地へ向かう。
この場合の運賃は電車+バスと同じ。

槍沢ルート日程

1日目

にぎわう上高地河童橋に立ち、一槍ヶ岳の頂上直下槍ヶ岳山荘へ山頂からのご来光を仰いだらゆったりと林道を歩く1日。

歩行時間 :4時間40分
歩行距離 :14km
最大高低差:322m

上高地バスターミナル(1時間)→
明神(1時間)→
徳沢(1時間)→
横尾(1時間40分)→
槍沢ロッヂ

 

初日の歩きは槍ヶ岳へ2/3ほどの位置に立つ槍沢ロッヂまで。

上高地から平坦な林道で横尾に着くと、いよいよ本格的な登山道がはじまり、樹林带を梓川沿いに進む。道は全体に踏み固められて歩きやすく、親急アップダウンを繰り返し、やがて石畳状の急登から石段を経て槍沢ロッヂに着く。歩くだけで4時間40分、14㎞ほどの行程だ。

これなら上高地に入る時刻がゆっくりめでもいいし、ビジターセンターに立ち寄ることもできるテントを張るなら、槍沢ロッヂから1㎞ほど先にテント場がある。

2日目

槍ヶ岳の頂上直下、槍ヶ岳山荘へ、ひたすら急登の本格登山。

歩行時間 :5時間20分
歩行距離 :5.6km
最大高低差:1254m

槍沢ロッヂ(1時間40分)→
水俣乗越分岐 大曲(1時間)→
天狗原分岐(2時間40分)→
槍ヶ岳山荘

 

槍沢ロッヂを出ると道の様子は一変。樹林市の中、涸れ沢を渡るなどガレ場が続く。

ババ平を過ぎ、本格的な登りがはじまると同時に樹林帯を出て視界が開け、岩があらわな山の稜線を見渡す。道は徐々に傾斜がきつくなるが槍ヶ岳は見えない。

長い登りをひたすら登り、天狗原分岐からますます急なガレ場。
視界が開けてから3時間が経つころ、とうとう槍が現れる。

そこからは槍を見据えて歩くが、急登のガレ場はきつくなる一方だ。
槍ヶ岳山荘の真下、壁のような斜面をジグザグに登って山荘に着く。

3日目

山頂からご来光を仰いだら、一気に下山で歩きっぱなしの一日。

歩行時間 :8時間50分
歩行距離 :20km
最大高低差:-1576m

槍ヶ岳山荘 山頂往復50分(1時間30分)→
天狗原分岐(1時間50分)→
槍沢ロッヂ(1時間20分)→
横尾(3時間20分)→
自然探勝路経由 上高地バスターミナル

 

最終日、山頂から日の出を見るなら夜明け前にヘッドランプをつけて槍の穂先へ。

下りて朝食を済ませると、上高地に向け、2日がかりで歩いた20㎞ほどの長丁場を戻る。

天狗原分岐を過ぎる辺りまでは路面の荒れと傾斜がきっいが、そこまで気を抜かずに歩けば、徐々にゆるくなってババ一平、そして槍沢ロッヂに着けばもう安心。

あとは時間の様子を見ながら下って行こう。明神まで来たら梓川を渡り、自然探勝路を行くのがおすすめ。この道は可童喬こて、バスターミナルに通じている。

 

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